VINOUS:96 ポイント 96pts Drinking Window 2029 - 2039 From: Never a Dull Vintage in the Northern Rhone (Dec 2022) Opaque ruby color. Highly perfumed red and dark berry, botanical herb and floral scents show superb clarity and pick up a smoky mineral accent with air. Juicy and penetrating on the palate, offering intense bitter cherry, boysenberry, candied violet and mocha flavors that are braced by a core of juicy acidity. Finishes sweet, lively and extremely long, with an echo of candied violet and well-judged tannins. - By Josh Raynolds on December 2022
Gangloff / ガングロフ
絶大な人気を誇る北ローヌを代表する生産者!
今や世界的人気となっている「マチルド・エ・イヴ・ガングロフ」。モダン化が進むコート・ロティにおいて全房発酵を続けるなど、独自のワイン造りを続けるナチュラリスト。 僅か6.5haの畑から生まれるワインは明らかに他のコート・ロティとは異なる個性を持っている。イヴ・ガングロフはテロワールの表現者なのだろう。
コート・ロティはコンバール、モラール、ロジエル、テュパンの4つのリューディに畑を所有していて、発酵、熟成は発酵、熟成はそれぞれ分けて行われる。全ての畑は有機栽培で耕作され、今でも「イヴ・ガングロフ」が中心となって畑の管理を行っている。その為、規模の拡大は見込めない。収穫時期は点在する畑を最高のタイミングで収穫する為に年によっては30人以上の収穫人を雇って対応する。ロックとパンクを愛する芸術気質で天才肌のように扱われる「イヴ・ガングロフ」だが、葡萄栽培とワイン造りは緻密で完璧を追求している。
アルザス出身の「イヴ・ガングロフ」がコンドリュウにやって来たのは意外にも職探しだった。直ぐに弟のピーターが「ドゥラス・フレール」を紹介してくれて、栽培担当として畑の管理とコンドリュウの畑の開墾作業を担当した。ドゥラスの最上級畑ヴェランは彼がほとんど1人で開墾した畑だそう。コンドリュウ、コート・ロティの自然環境、土壌を全て体で覚えている。更にイヴはコンドリュウで仕事だけでなく、恋人「マチルド」とも出会い、結婚。公私共にコンドリュウで成功した。
1982年に初めて畑を買い、葡萄はネゴシャンに販売していたが、1987年に販売先が倒産し、販売できなくなってしまう。2007年にはサン・ジョセフにも畑を購入し、コンドリュウ、2つのコート・ロティ、サン・ジョセフ・ブランとルージュを造っている。年産5,000本程度。
穫した葡萄は畑毎にその畑の野性酵母のみで発酵させることでその畑の個性をしっかり持ったワインを造る。年によって、畑の状態によって全房の比率もマセラシオンの長さも変える。味わいをコントロールするのではなく、最適を探す。熟成は基本的にバリックで2~5年使用した樽が中心だが、「バルバリン」で約10%、「セレイン・ノワール」で30~50%の新樽を使用する。
完璧に整理された醸造所は塵1つ無く、醸造道具も綺麗に収納されていて完璧な温度管理で静かに音楽が流れている醸造所。ギターを愛する芸術肌で破天荒なイメージのガングロフ。ワインを飲めば明らかだが、破天荒さはワインにはない。芸術家の感覚だけでもない。「イヴ・ガングロフ」は飲み手には解り様もない細部まで拘り、畑の全てを味覚で伝えようとしている。その為に常に完璧な仕事を目指していた。
希少な蔵出し最高の状態!
今や世界的人気となっている「マチルド・エ・イヴ・ガングロフ」。
モダン化が進むコート・ロティにおいて全房発酵を続けるなど、独自のワイン造りを続けるナチュラリストです。 僅か6.5haの畑から生まれるワインは明らかに他のコート・ロティとは異なる個性を持っています。
コート・ロティはコンバール、モラール、ロジエル、テュパンの4つのリューディに畑を所有。発酵、熟成は発酵、熟成はそれぞれ分けて行われます。全ての畑は有機栽培で耕作され、今でも「イヴ・ガングロフ」が中心となって畑の管理を行います。ロックとパンクを愛する芸術気質で天才肌のように扱われる「イヴ・ガングロフ」だが、葡萄栽培とワイン造りは緻密で完璧を追求しています。
「コート・ロティ バルバリン」は、シラー主体に少量のヴィオニエをアッサンブラージュして造られます。ベリーの香りを持ち、その贅沢なフルーティーさは長い余韻を備えています。ビロードのような深みのある味わいを楽しむことができる1本です。
■テクニカル情報■
生産本数:9200本
畑の向き:南西・南向き
土壌:花崗岩
剪定:ギュイヨサンプル、ゴブレ仕立て
面積:2ha
発酵・熟成:収穫は手摘み、発酵は温度調節されたステンレスタンク、そのあとにバリック樽で20ヶ月の熟成が行われます。
Gangloff Cote Rotie Barbarine
ガングロフ コート・ロティ バルバリン
生産地:フランス ローヌ 北ローヌ
原産地呼称:AOC. COTE ROTIE
ぶどう品種:シラー 92%、ヴィオニエ 8%
アルコール度数:14%
味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ
VINOUS:96 ポイント
96pts Drinking Window 2029 - 2039 From: Never a Dull Vintage in the Northern Rhone (Dec 2022)
Opaque ruby color. Highly perfumed red and dark berry, botanical herb and floral scents show superb clarity and pick up a smoky mineral accent with air. Juicy and penetrating on the palate, offering intense bitter cherry, boysenberry, candied violet and mocha flavors that are braced by a core of juicy acidity. Finishes sweet, lively and extremely long, with an echo of candied violet and well-judged tannins. - By Josh Raynolds on December 2022