Domaine Jean Grivot Nuits Saint Georges 1er Cru Les Pruliers 赤ワイン 750ml [AOC]ニュイサンジョルジュ 1級畑 [評 価]91-93点 The 2015 Nuits St Georges 1er Cru les Pruliers is slightly more effervescent and candied on the nose compared to Etienne Grivot's other wines from this appellation, hints of orange sorbet and marmalade developing alongside the red berry fruit. The palate is medium-bodied with supple tannin, crisp acidity, a firm backbone here, a Pruliers built for long-term ageing and delivering superb concentration. I can imagine this demanding 4-5 years in bottle. 228, The Wine Advocate(31st Dec 2016) 2015年のニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・プルリエは、エティエンヌ・グリヴォのこのアペラシオンの他のワインに比べて、わずかに発泡性があり、香りは砂糖漬けで、赤いベリーの果実とともにオレンジのソルベとマーマレードのヒントが現れます。口当たりはミディアムボディで、しなやかなタンニン、キレのある酸味、しっかりとした骨格があり、長期熟成のために造られたプルリエが見事な凝縮感をもたらします。瓶内で 4 ~ 5 年の厳しい試練を想像することができます。(直訳)
ベルベットのような喉越しが特徴であり、エレガンスを地で行くドメーヌ。
18世紀の末にまで遡る、ヴォーヌ・ロマネの由緒正しき造り手。
Domaine Jean Grivot Nuits Saint Georges 1er Cru Les Pruliers現当主、エティエンヌ・グリヴォの父が現在のドメーヌ名となっている。祖父のガストンは初めてディジョン大学で醸造学の学士を修めた人物であったという。
今日、ドメーヌ・ジャン・グリヴォは全体で14haほどの畑を所有。本拠地のヴォーヌ・ロマネのほか、ニュイ・サン・ジョルジュにも数々のクリマがある。これはエティエンヌの祖母、マドレーヌが婚資としてもたらしたもの。余談ではあるが、マドレーヌの旧姓もグリヴォといい、ただし両グリヴォ家の間に血縁関係はないらしい。
ガストンの死去にともない、55年にジャンがドメーヌを継承。59年からワインの元詰めを始め、ドメーヌの名声を築いた。
エティエンヌがボーヌの醸造学校を卒業し、ドメーヌ入りしたのは82年。夫人はサヴィニー・レ・ボーヌの名門、ドメーヌ・シモン・ビーズのパトリックの妹であるマリエルだ。若かりし頃、シャンボール・ミュジニーのクリストフ・ルーミエとビーズ家に試飲に出かけ、そこで出会ったマリエルに一目ぼれ。ワイン造りの家系の男とは結婚しないと決めていたマリエルを、何年もかけて口説き落としたという。
エティエンヌ・グリヴォの造るワインはじつにヴォーヌ・ロマネらしい。たおやかで、包容力があり、誠実な印象を受ける。まさにエティエンヌそのものの人物像を写し取ったかのようだ。
ヴォーヌ・ロマネのクリマはそもそもそのような性格だから当然としても、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・プリュリエ、ロンシエール、オー・ブードまでヴォーヌ的なのは驚くかもしれない。
ヴォーヌに近いオー・ブードはとくにその印象が強く、ニュイ・サン・ジョルジュにありがちな骨太で角張った様子がほとんど感じられない。
エレガンスとひと言でいってしまえばよいのだろうか。ベルベットのような喉越しは、このドメーヌのワイン共通の特徴といえるだろう。
赤ワイン 750ml
[AOC]ニュイサンジョルジュ 1級畑
[評 価]91-93点
The 2015 Nuits St Georges 1er Cru les Pruliers is slightly more effervescent and candied on the nose compared to Etienne Grivot's other wines from this appellation, hints of orange sorbet and marmalade developing alongside the red berry fruit. The palate is medium-bodied with supple tannin, crisp acidity, a firm backbone here, a Pruliers built for long-term ageing and delivering superb concentration. I can imagine this demanding 4-5 years in bottle.
228, The Wine Advocate(31st Dec 2016)
2015年のニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・プルリエは、エティエンヌ・グリヴォのこのアペラシオンの他のワインに比べて、わずかに発泡性があり、香りは砂糖漬けで、赤いベリーの果実とともにオレンジのソルベとマーマレードのヒントが現れます。口当たりはミディアムボディで、しなやかなタンニン、キレのある酸味、しっかりとした骨格があり、長期熟成のために造られたプルリエが見事な凝縮感をもたらします。瓶内で 4 ~ 5 年の厳しい試練を想像することができます。(直訳)