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ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー[2012]｜金沢の地酒ショップ　カガヤ酒店

ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー[2012]｜金沢の地酒ショップ　カガヤ酒店

Name: ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー[2012]｜金沢の地酒ショップ カガヤ酒店
Brand: 赤ワイン
SKU: 10003117
Price: 5,127 JPY
Availability: InStock
Rating: 4.7 (518 reviews)

商品説明・詳細
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商品情報

シャトー・ド・ヴァランドローは、サン=テミリオンでガレージ・ワイン運動の事実上のリーダー格である『ジャン・リュック・テュヌヴァン』がつくったシャトーであり、シャトーができてから短期間で驚く程の成功を収めた、「シンデレラ・ワイン」の代表格です。ボルドー史上、これ程短期間で高価な価格になったワインは珍しく、熱狂的なファンを抱えるこのシャトーの取引価格は、1級シャトーと同じぐらいか、それを上回っている程です。
ファーストヴィンテージのリリースは1991年となりますが、オーナーのジャン=リュク・テュヌヴァンがサン・テミリオンの谷間にある小さな畑を購入したのは1989年の事。ヴァランドロー／Valandraudの名称は、最初に購入した畑がフォンガバンの谷底にあるため、その谷を意味するValeと夫人の名前であるAndraudを組み合わせて命名。通常雨が溜まりやすいといわれる谷底に畑を購入したことを笑う生産者も多かったと、オーナーのジャン・リュック・テュヌヴァンも言います。
ジャン=リュク・テュヌヴァンが造り上げるワインは、清澄・濾過処理もしないサン=テミリオンの中にあって極めてリッチで芳醇な味わいを持ち、ハッキリした輪郭と存在感のある風味は、他のシャトーを圧倒。生真面目な性格と、類い稀な才能をいかんなく発揮し、驚くべきワインを産み出します。
そんなジャン=リュク・テュヌヴァンは、現在ボルドーで大変な影響力を持ち、自身のシャトーだけでなく、多くのサン=テミリオンシャトーのコンサルタントも行っており、テュヌヴァンは、あのミシェル・ロランと並んで、新しい世代のヴィニュロンたちに対し、最も刺激を与える人物となっています。また、テュヌヴァンの妻である、ミュリエルも大変才能豊かな人物と言われています。
ヴァランドローのワインは、ロバートパーカーはもちろん、ドイツのワイン評論家であるルネ・ガブリエルなどにも手放しで評価され、ファースト・ヴィンテージである1991年は、サザビーズ・オークションでボルドーワイン最高値を付けるなど、名実ともに、サン=テミリオンのスーパースターと言えます。

■ル・パンとの出会い，そしてヴァランドローの誕生
元銀行員で、その後ワインの販売、そして生産を手がけ、今や世界トップ・レベルのワイン生産者兼コンサルタントとなったジャン＝リュック・テュヌヴァン。ポムロールの小さな畑から造られるル・パンを試飲したことが、彼自身の手で最高のワインを造りたいという熱い思いに拍車がかかったという。サンテミリオンの街中の小さな醸造所で、ガレージ・ワイン＜シャトー・ヴァランドロー＞とともに彼がワイン業界のスタートなるには10年もかかりませんでした。ワインに対する飽くなき探求と情熱、そして決断がシャトー・ヴァランドロー1991を生み出しました。それは素晴らしい冒険の始まりと輝かしい成功で、影響を受けた多くの生産者たちがガレージ・ワインを造り始める切欠となりました。

■ヴァランドローの栽培
ヴァランドローでは、『ミクロ・キュヴェ』を実践しており、これは、低収穫によって1粒のブドウに最大のエキスを与えることで、果実味の凝縮したワインを造り出すのが他の生産者に影響を与えたテュヌヴァン・ワインの大きな特徴です。
その際、妻ミュリエルの畑管理も重要な役割を果たしており、それぞれの樹ごとの明確な剪定、ブドウの風通しを良くするための摘葉、限界までの摘房、「1本の樹に6房」しか残さないという徹底した畑の管理を行っています。
手作業にこだわり、現代の手法を取り入れつつも、その自然を最大限にいかし、きめ細やかな作業を行っており、ポリシーは常に畑の世話をすることであり、真冬の樹の剪定から収穫まで驚くほどの作業をこなしています。収穫は、家族同然の従業員と友人、熱心な顧客も含め約30名のスタッフとともに2日間で行います。
ブドウが完熟するのを待ち続けながら収穫日を決定しているため、リスクも高くなりますが、ボルドーでもかなり遅い時期で収穫する事により、糖度の高い葡萄を得ています。

■最高の熟成へのこだわり
小さな醸造所に到着すると、房は選別台で厳格に選果されます。次に手動の破砕機でブドウを押し潰し、搾られたリッチで純粋な果汁のみがオーク発酵樽に流れる仕組み。仕込では最大限にエキスを抽出するためにブルゴーニュでよく行われるバトナージュと呼ばれる手法（発酵樽のなかで澱を攪拌させること）を用います。
アルコール発酵が終わったヴァランドローの新酒は、マロラクティック発酵を行うために新樽に移されます。今でこそ樽の移し変えは一般的にも使われる手法ですが、新樽のコストも高く、リスクを伴うこの方法を彼は当初からなんのためらいもなく行った第一人者です。
そして、特徴でもある、清澄や濾過をせず、熟成の樽から樽への移し変えは、3ヶ月ごとに行っています。最高水準を求める一連の作業が深い色合い、完熟味、豊潤さを持ち合わせたワインを生み出しています。
この仕込と醸造は自宅のガレージで行われたため、一部のジャーナリストや評論家からは「ガレージ・ワイン」と揶揄されましたが、今は、このガレージ・ワインと言う言葉が、ヴァランドローの原点であり、目を掛けられるだけの少量生産へのこだわりになっています。
シャトー・ヴァランドローは，テュヌヴァン夫妻の情熱ときめ細やかな配慮により生まれた集大成のワイン。1988年，サンテミリオン地区でワイン商として創業し成功を収めた2人は，その熱い思いを，ブドウ畑を取得し，自分たちでワインを造ることに向け始め，少しずつ畑を買い足していった。

■ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー[2012]
シンデレラワインの代表格、シャトー・ヴァランドローのセカンドワイン
シャトー・ヴァランドローとは、サン・テミリオンでジャン・リュック・テュヌヴァン氏が手がける 伝説的なシンデレラワインで 、初ヴィンテージの1991年以来、生み出されるワインは高い評価を受け、 驚くべきスピードでトップシャトーとなっています。
そのセカンドワインが、ヴィルジニー・ド・ヴァランドローで、ワイン名は、テュヌヴァン夫妻の娘の名前がつけられています。
【格付】 A.C.サン・テミリオン　グラン・クリュ
【使用品種】 メルロー、カベルネ・フラン
【タイプ】 赤ワイン・へヴィタイプ
【ティスティングコメント】
紫がみえる深いルビー色から、クレーム・ド・カシス、バニラ、リコリス、コーヒーなどの、芳醇かつストレートな香りが立ちます。
飲むと、ボリューム溢れる果実の旨味。甘いタンニンを備え、酸味も滑らか。ボリューム感溢れるリッチな味わい。
余韻にもオークの風味がたっぷり残り、さすが“幻のセカンド”と言える内容です。

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